エンジン2022.10.272023.04.09エンジンとは、車が走るための原動力となるものです。エンジンで生まれたエネルギーがドライブトレインを通してタイヤに伝わり、タイヤが路面を蹴ることによって車が動きます。その仕組みについてみてみましょう!スポンサーリンク目次エンジンの基礎知識エンジン本体エンジン補機エンジンの基礎知識エンジンがかかる流れ車のスタートボタンを押したり、鍵を差し込んでひねると、「キュルルルー」とか「ドッキャッキャ」と音を立ててエンジンがかかります。簡単に説明すると上記のように言えますが、実際には様々な工程があります。もう少し詳しく、見てみましょう!エンジンの仕組み(4ストロークエンジン)現在、ほとんどのエンジンはレシプロエンジンと呼ばれるものが使われています。エンジンの中にシリンダーと呼ばれる筒があり、その中をピストンが上下に往復し、クランクシャフトを回すことで、車を動かす力を得ています。【理論空燃比・リッチ・リーンって?】エンジンの空燃比と計測方法空燃比とはその名の通り、空気とガソリンが混ざり合った混合気における「空気とガソリンの重量の比率」のことを空燃比といいます。この空燃比とその計測方法について見てみましょう。排気量って何?排ガスの量の事?排気量を簡単に解説!排気量とは簡単に説明するとエンジンが吸い込むことができる空気と燃料の量のことです。この排気量によって自動車税が変わったりします圧縮比とノッキングについて簡単に解説!車の圧縮比やノッキングについて聞いたことはないでしょうか?圧縮比とは、シリンダーの最も容積が大きくなる時の容量と、最も容積が小さくなる時の容量の比率を表す値です。ノッキングとは、ピストンが想定外の動きをし、異音や振動が生じる現象の事です。エンジンとエネルギー損失エンジンが燃料を燃やし、化学エネルギーを運動エネルギーに変える際に損失が生じます。この損失が大きければ大きい程、エンジンの効率は悪くなります。トルクと馬力の簡単な基礎Youtubeやネットの記事などで、「馬力」や「トルク」という言葉を見たり聞いたりするかもしれません。なんとなく分かるんだけど自信が無いかたもいらっしゃるかもしれません。でも大丈夫。ド文系の筆者と一緒に、エンジン性能の指標である馬力とトルクについて勉強していきましょう。ロータリーエンジンの仕組みと特徴|初心者向け解説ロータリーエンジンの基本的な動作原理や特徴、利用方法、メンテナンスポイントについて、初心者にも分かりやすく解説します。自動車や航空機などの分野で広く活用されるロータリーエンジンについて詳しくご紹介します。エンジン本体フライホイールの仕組みフライホイールとは、マニュアル車のクランクシャフトの端に取り付けられている部品の1つです。主にエンジンをスムーズに回転させる役割を担っています。エンジンのシリンダー数と配列エンジンはシリンダーが何個あるか、どのように置かれているのかによって種類分けされます。そして、その種類によって性格や特徴があります。シリンダーブロックの仕組みシリンダーブロックとは、エンジンの骨格となる部分のことです。複数のピストンが収まるシリンダー部分と、クランクシャフトを収めたクランクケースから成ります。シリンダーヘッドとは?シリンダーヘッドはエンジンの骨格となる主要部分で、エンジン性能にもっとも大きな影響を与える部品でもあります。シリンダーライナーとはシリンダーブロックのシリンダーの焼きつき防止、摺動性(しゅうどうせい)を良くするのためにはめ込まれる筒のことです。摺動性とは、簡単に言うと滑りやすさの事をいいます。ライナーを液体窒素で冷やして縮めてからシリンダーに圧入する方法と、鋳造する時...ピストンの役割と各部の名称ピストンとは、エンジンを構成する部品のひとつで、シリンダーの中を往復して車を動かす力を生み出す役割があります。コンロッドの仕組みと役割コンロッドはピストンとクランクシャフトをつなぐパーツです。コネクティングロッドを略してコンロッドと呼ばれています。クランクシャフトの仕組みと役割クランクシャフトとはエンジンにおいて発生した往復運動を回転運動に変換する際の回転軸のことです。カムシャフトとバルブの開閉エンジンは動かす工程で吸気と排気を行ないます。この吸気と排気に大きくかかわるのがカムシャフトと吸排気バルブです。マルチバルブが主流な理由と役割マルチバルブとは、4ストロークエンジンにおいて、1気筒あたりに3個以上のポペットバルブを用いるものを指します。バルブシステムの種類と特徴吸排気バルブをピストンの位置に対応して開閉させるシステムをバルブシステムといいます。このバルブシステムでは、複数のカムを一本のシャフトに通したカムシャフトが使われます。バルブタイミングとはバルブタイミングとは、レシプロエンジンの吸排気バルブの開閉タイミングのことです。可変バルブタイミングシステムとは?効率よくエンジンを動かすには、エンジンの回転数や吸排気に合わせてバルブの開閉する量やタイミングを調整する必要があります。その方法の一つが可変バルブタイミングシステムです。切替式可変バルブシステム可変バルブシステムのなかで、カムシャフトに高速用や低速用などカムプロフィールが異なる複数のカムを備えて、エンジンの回転数や負荷などに応じて、使用するカムを切り替える者を「切替式可変バルブシステム」と呼びます。エンジン補機【サクッと学ぶ】車が空気を吸い込む流れエンジンを動かすにはエンジンに空気を送る必要があります。その流れと、送り込む過程で活躍する装置達をサクッと見ていきましょう。スロットルボディ種類と特徴スロットルボディは、エンジンに取り込む空気量をコントロールする部品です。スロットルボディの開閉はドライバーのアクセル操作と連動しており、アクセルを思い切り踏み込むとスロットルボディは大きく開き、多くの空気量を取り込む事が出来ます。エギゾーストシステムの構成と役割エギゾーストシステムは、燃焼ガスをエンジンから排出する装備やシステムの事です。絵ギースとシステムの構成とそれぞれの役割を見ていきましょう!【簡単解説】三元触媒の役割と構造エンジンからは一酸化炭素、炭化水素、窒素酸化物の3つの大気汚染物質が排出されます。この3つの大気汚染物質を無害な物質に変えるのが三元触媒です。【ザックリ理解】ターボチャージャーの仕組みと種類ターボチャージャーとは、排気ガスの流れを使ってエンジンに空気を過給(圧縮して押し込む)して、大きなパワーが得られるものです。スーパーチャージャーの仕組みスーパーチャージャーとは、エンジンの動力を使ってエンジンに空気を過給(圧縮して押し込む)して、大きなパワーが得られるものです。【排気を再び燃やす!?】EGRシステムとはEGRシステムとは、一度排出された排気ガスを再び吸気ポートに戻し、燃焼室に送る仕組みの事です。もう少し詳しく見てみましょう。【入れたガソリンが燃えるまで】燃料装置の名称と簡単な流れガソリンエンジンは、その名の通りガソリンを燃やすことによって動力を得ています。ガソリンスタンドで入れたガソリンは、その後どのようにして燃やされるのでしょうか?初心者でもわかる!自動車のキャブレターの基本と種類エンジン内部での燃焼は、燃料と空気の比率が非常に重要であり、この比率を調整するのがキャブレターの役割です。本稿では自動車のキャブレターの基本と種類について、初心者でもわかるように解説します。【簡単解説】ポート噴射と直噴の違いとメリット・デメリットエンジンは燃料をどこに噴射するかによって、ポート噴射と直噴に分ける事が出来ます。それぞれの違いとメリット・デメリットについて見ていきましょう。【簡単解説】スパークプラグとイグニッションコイルスパークプラグとイグニッションコイルは、火花着火をすることによって混合気を燃焼させる役割を担っているパーツです。その仕組みをもう少し詳しく見てみましょう。エンジンオイルとオイルポンプの役割エンジンオイルとは車の血液ともいえる存在です。そんなエンジンオイルには心臓であるエンジンを守るという大事な役割があります。もう少し詳しく見てみましょう。【エンジンの冷却装置】ラジエーターの仕組みラジエーターは、エンジンのオーバーヒートを防ぐための重要なパーツです。もう少し詳しく見てみましょう。セルモーターの仕組みを3つのポイントで解説!エンジンは一度動き始めれば、4行程を繰り替えすことができますが、始動時には外部から力を受けて、吸気・圧縮を行う必要があります。この外部からの力こそがセルーモーターです。もう少し詳しく見てみましょう。【簡単解説】バッテリーの仕組みと役割車のバッテリーは、電気を充電し電力を電飾品などに供給させる重要な役割を持つ部品です。もう少し詳しく見てみましょう。【簡単解説】オルタネーターの仕組みと各部の名称オルタネーターはエンジンの動力を使った発電機です。オルタネーターで発電された電気はバッテリーに蓄えられ、エンジンをかけるセルモーターや、各電装品に電気が行き届きます。もう少し詳しく見てみましょう。【簡単解説】ECUの仕組みと役割ECUとは、エンジンの電子制御を行うコンピュータのことです。もう少し詳しく見てみましょう。