車のボディタイプ(種類)と特徴について簡単に解説!

車のボディタイプ(種類)と特徴について簡単に解説!ボディ

車には様々なボディタイプがあり、それぞれ特徴があります。車を選ぶ際にはデザインの好みや、用途に合わせてボディタイプを選ぶことが重要です。それぞれの特徴について見ていきましょう。

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1ボックス・2ボックスとは?

車の分類方法の1つに箱(ボックス)が何個あるか?という方法があります。エンジンルーム、居室、荷室のそれぞれを「箱(ボックス)」とみなし、その数で分類します。例えば1ボックスカーは「エンジン」「居室」「荷室」がすべて一つの箱に収まる車のことです。

車のボディタイプとは?

車のボディタイプには大きく分けて、セダン、ステーションワゴン、クーペ、オープンカー、ミニバン、ワンボックス、SUV、コンパクトカーの8つに分類することができます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

セダン

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セダンは、エンジンルーム・客室・荷室がそれぞれ独立している3ボックスの車です。基本的には4枚ドアです。 SUVやミニバンと比べて剛性が高く、ねじれや振動が少ないため共鳴も抑えることができます。さらに3ボックスで空間が分かれているので静粛性が高いのが特徴です。また、重心が低いため、SUVなどと比べてハンドリングや運動性能が高いのも特徴です。セダンの中でも高級な車種は、サルーンや高級サルーンと呼ばれることがあります。

ステーションワゴン

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ステーションワゴンとはエンジンルーム・客室荷室の2BOXのことです。 セダンのトランク部分を上部に広げた形をしています。より荷物の乗るセダンと言っても過言ではありません。セダンと比べるとやや走行性能や静音性が劣りますが、SUVよりも走行性能や安定性が高く、セダンよりも荷物を多く積める特徴があります。

クーペ

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「クーペ」の語源は、フランス語「coupé」からきています。この「coupé」は「切られた」という意味で、車両の後方を切り落とした二人乗りの箱馬車を指していました。自動車のクーペは、1列目(運転席・助手席)をメインにした、2枚ドアの車を指します。実用性はあまりありませんが、走行性能を重視したつくりをしており、ドライバビリティが高いのが特徴です。

オープンカー

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オープンカーとは、ルーフが無い、またはルーフを取り外したり、しまうことができる車のことです。オープンカーという言葉は和製英語で、アメリカではコンバーチブル、ドイツではカブリオレ、イタリアではスパイダーなどと言います。幌(屋根)をしまう場所が必要なので、クーペよりも実用性がさらに劣りますが、唯一無二の解放感があります。

ミニバン

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ミニバンとは3列シートで全高が高く、室内の空間が広い車を指します。かつては後述するワンボックスカーの一種とされていましたが、安全面などの観点からエンジンの位置を座席の下ではなく、運転席前に移したことで、ミニバンという新たなボディタイプとして呼ばれるようになりました。

ワンボックスカー

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ワンボックスカーとはその名の通り1BOXの車で、「エンジンルーム」「キャビン(乗員室)」「ラゲッジスペース(荷室)」が、1つのボックスになっている車です。座席の下にエンジンがあり、多くの人や荷物を載せる事が出来るのが特徴です。

SUV

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SUVは「スポーツユーティリティビークル」の略で、悪路での走破性が高く、キャンプやサーフィンなどのレジャー用品や荷物などをたくさん積めるように荷室が広いのが特徴です。昨今非常に人気のあるボディタイプです。

関連:【簡単解説】4WDの種類とメリット・デメリット

コンパクトカー(ハッチバック)

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コンパクトカーの明確な定義は決められていません。一般的に「全長4,700mm以下、全幅1,700mm以下」の「5ナンバー」と呼ばれる来るがコンパクトカーとされています。小さくて取り回しがしやすいので、街を走る車の多くがこのコンパクトカーです。

この記事を書いた人
自動車ライター
YOSHIKI

1999年 東京生まれ。幼少期を自動車大国アメリカで過ごし、車に興味を持つ。レンタカー屋やBMW正規ディーラーを経て都内高級中古車ディーラーに勤務。愛車はGR スープラ RZ。

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