雨の日、車の窓が曇って前が見えにくくなることがよくありますよね?時に見えな過ぎてブチギレたくなるアレってどうやれば取ることができるのでしょうか?
今回は、窓の曇りを取る方法と、A/Cボタンや車内・車外の空気を切り替える機能の使い方を、やさしく解説します。
アイキャッチ画像:Cole Keister / a window with rain drops on it / Unsplash License。縮小・WebP形式へ変換。(16:9にトリミング)
前の窓が曇ったら、フロント用の曇り取りを使う

Ivan Kohut / フロント・リアの曇り取りマークがある操作パネル / Unsplash License。曇り取り操作部を切り出し・縮小・WebP変換。
前が見えにくい状態で、ボタンを探しながら走り続けないでください。まず安全な場所に停止し、フロントガラス用の曇り取りを選びます。一般に、扇形の窓へ矢印を向けたマークが目印です。
フロントガラス用の曇り取りは、扇形の窓に上向きの矢印などを組み合わせたマークが目印です。一般にデフロスターと呼ばれ、ガラスへ風を送ります。ボタンの形や連動する設定は、車両の説明書で確認してください。
内側の曇りには、曇り取りの送風、必要なA/Cの除湿、外気導入などを組み合わせます。冬場は、外の空気を取り入れると車内の湿気を逃がす助けになります。内気循環のままにして湿気をため続けないことも大切です。[1][2]
見えにくいまま運転を続けず、安全な場所で視界を回復させます。走りながら手を伸ばして拭いたり、操作画面を見続けたりしないでください。後ろの窓は、通常、熱線のスイッチを使う別の仕組みです。
曇りの正体は、細かな水滴

Doggo19292 / Car Window Condensation.jpg / Attribution。縮小・WebP形式へ変換。
空気の中には、目に見えない水蒸気が含まれています。水蒸気を含む空気が冷たいガラス付近で冷やされ、条件がそろうと水滴になります。ガラスに並ぶ細かな水滴が光を散らすため、向こう側が白っぽく見えます。これが結露による曇りです。[1]
冬の車内では、乗っている人の呼吸や濡れた服、靴などから水分が増えます。一方、窓ガラスは外の寒さで冷やされています。「湿った空気」と「冷たいガラス」がそろうと、曇りやすくなるわけです。
車内の温度が暖かければ必ず曇らない、というわけではありません。ガラスの温度と空気中の水分も関わります。暖房だけを強くしても、湿気が多ければ十分に改善しない場合があります。
A/Cと外気導入は、何のために使う?

Leiada Krözjhen / Car's dashboard showing radio, vents, and climate control / Unsplash License。縮小・WebP形式へ変換。
A/Cは、単なる「冷たい風専用ボタン」ではありません。冷房装置を使って空気を冷やす過程で、水分を取り除く働きもあります。冷えた空気を必要に応じて暖め直すことで、暖かくて乾いた風を出せます。
この除湿した風をフロントガラスへ送ると、付いた水滴が蒸発しやすくなります。暖房とA/Cを一緒に使うことは、車内で冬と夏をけんかさせているわけではないんです。[1]
ただし、外気温や車両の制御によっては、A/C表示が点いていても冷房用の装置が常に動くとは限りません。車によっては、曇り取りを選ぶと除湿や外気導入が自動で設定されます。
外側の曇りと、内側の曇りは分けて考える

Tahamie Farooqui / a close up of a rain covered window with red lights / Unsplash License。縮小・WebP形式へ変換。
夏でも、冷房でガラスが冷え、暖かく湿った外気が触れると、外側が曇る場合があります。内側の曇りと同じつもりで冷やし続けると、改善しにくいこともあります。どちら側に水滴があるかを確かめることが入口です。[1]
ガラスの汚れや、濡れたマット・傘なども見直します。ガラスを車両指定の方法で清掃し、濡れた物を置きっぱなしにしないだけでも、繰り返す曇りを減らす助けになります。リアガラス内側の熱線は傷付けないように扱います。
曇り取りを使っても改善しない、車内がいつも湿っている、風が十分出ない場合は、設定だけでなくエアコンや雨水の侵入などの点検も相談します。「冬だから仕方ない」で視界を我慢する必要はありません。
よくある疑問
リアガラスの四角いマークと何が違う?
フロントは主に風と除湿、リアは主に熱線でガラスを温めます。四角い窓のマークはリアの曇り取りであることが多いですが、車両の説明書を確認してください。
内気循環は使わないほうがいい?
冷暖房の効率などに役立つ場面もあります。ただし、湿気がたまると曇りやすいため、状況に応じて外気導入や自動制御を使い分けます。
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参考資料
車種を指定しない基本構造の解説です。実車の操作・点検は、その車の取扱説明書に従ってください。




